2018年

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ウホッホ探検隊

面白かったです。 田中邦衛がウホッウホッと奇怪な咳をしているので、邦衛が結核を発症、排菌して死ぬ話かな、邦衛はいつも周囲に迷惑かけてんなー、まったく邦衛は……と思って観ていたところ全然そんなことはなかったんだけど、邦衛は別件できっちり家族に迷惑かけてましたね。まったく。邦衛はまったく。

水母娘娘

山西省の水母楼にまつられている萌え偶像。 晋祠村に美しいお嫁さんがおりました。たいそうべっぴんな乙嫁で、まるで森薫の描いた女性キャラクターのようじゃ、あんなに精緻な描きこみでよく締め切りに間に合うものじゃ、などとたいそうな評判でした。 さて、乙嫁さんの暮らす村には井戸も川もなく、毎日何里もの道のりを往復して生活用水を汲みにいくのが彼女の日課でした。嫁が苦労して確保してくれる貴重な水なんだから大事に […]

ミックス。

秦の始皇帝の命により、長生不老の霊薬を求め遥か東方へとやってきた徐福の子孫であるわれら一族。祖先の悲願成就のため今なお霊薬を探し求め続けているのですが、ガッキーの不老ぶりには一族一同大いに注目しているところです。蓬莱の地にやはり不老の霊薬は実在したんだ! ガッキーこそがそのエビデンスだ! というかガッキーはかわいいな! などと言い合いながら一族で楽しく鑑賞しました。 ガッキーかわいい以外の感想とし […]

3メートルの宇宙人

別名「フラットウッズ・モンスター」「10フィートの怪物」「ブラクストン郡のモンスター」などなど。 でも僕はやっぱり南山宏先生が訳したといわれる「3メートルの宇宙人」という名称が一番好きだなあ。 時は1952年9月12日の夜7時頃。ウェスト・バージニア州ブラクストン郡の田舎町フラットウッズの校庭では、下校時間をとっくに過ぎているにもかかわらず、4人の子供たちがサッカーに興じておりました。彼らがまず最 […]

ダイナマイトどんどん

『木更津キャッツアイ』の劇中劇に哀川翔主演の『やくざ球団』という映画がありましたが、本作はその元ネタと言ってよいのでしょうか。あまりに面白すぎて、朝また朝のダブル太陽で連続鑑賞しちゃいましたよ。 菅原文太、金子信雄、北大路欣也、田中邦衛といった『仁義なき戦い』シリーズでおなじみのキャストが『仁義なき戦い』と似たような性格、同様の凶暴性、より低い知能指数を兼ね備えたキャラクターとして転生し、なおかつ […]

肉吸い

熊野山中に現れる妖怪。 姿かたちはハイティーンの女子。やたら美人なんだそうです。その美人が、人気のない夕間暮れの山中で「ホーホー」と笑いながら道ゆく男に近づいてくる。 そんな女、どう考えても怪しいですよね。しかし男子はかわいい女子の前だと思考が停止する生物なので「ウェーイ、チスチス、ウィーッス」などとカタコトで気さくに挨拶を交わしてしまうのですが、これがよくない。 まじでよくない。 先方も更に調子 […]

狐狸と毒蟲

夏休みは宮城の実家に帰省していました。 実家はかつて2chで近隣に杉沢村があると噂されたことがあるようなモーストデンジャラス寒村なので、周辺には魑魅魍魎魔獣毒蟲の類がわりとフランクに跋扈しています。帰省中、どこかの2歳児が祖父の凡ミスにより行方不明になるもスーパーボランティアに発見されるというニュースをテレビでやっていましたが、それを観たここらの住民は 「ああ、こりゃ神隠しじゃのう」 「懐かしいの […]

殺しのドレス

・色情狂のおばさんから娼婦へと主人公が電撃交代 ・性病持ちなのにオフパコ狙いでメトロポリタン美術館を徘徊する豪快キャラクター、ウォーレン・ロックマンはその後ストーリーに全く絡まない。 ・凶行に及ぶ犯人はテキーラ娘に変装したジョセフ・ジョースターなみに客観的に自分を見れないスカタンな女装を披露。 ・地下鉄のチンピラが時空転移する などと、なにかと見どころの多い作品ですね。デ・パルマ万歳。

目競

太政大臣・平清盛主導の強引な遷都によって日本の首都が福原へと移され、No Taira family, No Life的なキャンペーンをますます強めていた不穏な時代のこと。福原では様々な奇怪な事件が発生したのですが、このエピソードもその中の一つ。 ある朝、清盛が妻戸を開いて中庭を眺めたところ、なぞのモンスターとエンカウント。それは死人のされこうべに目玉のついたちっこいモンスターで、いわゆるスライム的 […]

刀自待火

トジマチャービー。沖縄の妖怪「遺念火」の一バージョンです。 当時はやりのベンチャービジネス(豆腐売り)で成功した実業家のAさん(28)。彼は首里城の近くのヒルズに居を構え、美人で若いうえにアロマ検定1級の資格まで持っているBさん(23)を妻(刀自)に迎えました。二人は幸福な夫婦生活を営んでおりましたが、奥さんに横恋慕したCという男が外出中のBさんにさんざんまとわりついた挙げ句、二人の仲を裂こうとし […]

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