怪力乱神

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クルピラ

切り裂かれる大地の闇――ギアナ高地の巨大畸岩ペドラピンターダに潜む伝説の地底人。藤岡弘、率いる探検隊の第三次探検における調査対象であり、この回の放送はクルピラとの息詰まる追跡劇やインディオとの攻防、クルピラをめぐるあまりに壮大な仮説の展開、磨きがかかる隊員たちの凡ミスや隊長の格言集など非常に充実した内容となっており、シリーズ最高傑作との呼び声が高い。 クルピラの特徴は、「地底に棲む」「小柄な体躯で […]

長壁姫

姫路城の天守閣に居を構える妖怪です。お城の一隅を占拠する家賃代わりに、年に一度城主と面会して城の運命を教えていたそうです。 その正体は、一般的には妖狐の類と言われています。八百匹の眷属や蝙蝠を使役し、人の心や世間の動きを自在に察知して弄ぶとのこと。猪苗代城の妖怪姫「亀姫」は長壁姫の妹であるという設定もあります。 むかしお城のみんなで「妖怪のいる7Fまでおしっこ漏らさずに行けるか」という趣意の肝試し […]

オッケルイペ

樺太アイヌに伝わるおなら妖怪。「オッケ」=「放屁」、「ルイ」=「猛烈にすぎる」、ペ=「者」だそうで、訳すとスーパー放屁人といったくらいの意味になりますかね。オッケオヤシ(放屁おばけ)とも言います。 アイヌのみなさんが囲炉裏を囲んで団欒していると、ポアという音と、やたら強烈なおならの臭いがする。しかも連発。あまりに臭いので子どもたちの間では犯人捜しが始まる。こういう時にえてして持ち前の残酷性を発揮す […]

置いてけ堀

本所七不思議のひとつ。七不思議の代表格的存在で、七英雄でいうと頭目のワグナスといったところ。つよそう! 強キャラ! わが置いてけ堀へようこそ! ワンス・アポン・ア・タイム・イン錦糸町。とある江戸っ子がお堀に釣り糸を垂らしておりました。暗い顔の江戸っ子は「釣りをする夫の姿を見たことのない妻は、自分がどれほど辛抱強い男と結婚したか気がつかない……」などと妙に箴言めいたことをつぶやき、目にはうっすらと涙 […]

油ずまし

むかし熊本の草積越とかいうしょぼい山道を婆と孫が歩いていた時、婆が孫に言うわけですよ。「そういえば、ここらには昔油瓶下げたのが出たそうじゃ」みたいなことをね。そしたら草むらからガサガサと妖怪が出てきて、「今でも出るぞー!」と怒鳴ったんだそうです。とまあ、そういう地味かつオチ弱めなエピソードだけが伝わっている妖怪です。 しかし「草積越には油瓶下げた奴が出たそうじゃ」って言われても、孫的には反応に困る […]

燈無蕎麦

本所南割下水付近(江戸東京博文館のあたりですかね)には夜になると二八蕎麦の屋台が出たそうですが、その中にはなにげにホーンテッドな蕎麦屋が紛れ込んでいた……という本所七不思議のひとつ。 昔々、ちょろい江戸っ子が夜中にそばを食いたくなって、「おっす、おら江戸っ子。いっちょたぐってみっか!」的なスーパーたぐりモードとなって夜の闇を徘徊し、みつけた屋台に駆け寄っていくわけ。 「やってる?」なんつって、のれ […]