育児

トリプルクロスカウンターを越えろ! の巻

次男も一歳半になり、それなりにソリッドな固形物を手づかみで食べられるようになったので彼を椅子に座らせ、一家四人テーブルを囲んで夕餉を共にするようになりました。最初のころは良かった。あの頃はよかったよ。僕と妻は吉野家の牛丼、長男にはシェアした牛丼、歯が生え揃っていない次男は好物の納豆ごはん、みたいなかんじで、それぞれのライフステージに合わせたメニューをめいめい食べて、それはそれは平和で、よーしパパ明 […]

育児恐怖大劇場 呪いの市松人形

呪いの市松人形と次男(一歳半)には恐るべき共通点があって、それは髪の毛が伸びるということです。したがって僕は、彼の伸びた髪を定期的に切りそろえなければならぬのであった。 お風呂に入る直前に裸にむいて洗い場で散髪しようという算段でしたが、尋常ではない嫌がり方で暴れるのでどうしようもない。こんなときストップの黒魔法が使えれば……我々はふだんファイア、ファイラ、ファイガなどといったド派手な黒魔法にばかり […]

見えない友だち

オカルト育児大劇場 第ニ話「見えない友だち」 次男だけでなく、怪異は長男の周辺でも起こり始めていました。というのも、長男が家の中にいる「パンパン」という名の友だちのことをしきりに語るようになったのです。もちろんそのような者の出入りはあるはずもなく、僕は恐怖に打ち震えました。しかしそんなことなどお構いなしに、長男はその「友だち」のことを嬉々として語り続けるのでした。 「どれ長男、抱っこしてあげよう。 […]

門付! ぐるぐる港区

門付の旅より帰ってまいりました。 いつもは東北や裏日本を中心に漂泊する我ら世間師一家ですが、東北や裏日本の寒村はどこも貧しいため貰える祝儀も少なく、新型iPadとApple Pencilを買うためにはもっと実入りの良いところを回らなければ、ということで東京23区平均年収ランキング第一位の港区を重点的に漂泊してきました。 しかし港区はだめですね。港区には人情というものがない。門付をしようにも、タワー […]

2歳児意外に強い説

ギアナ高地奥地の巨大畸岩ペドラピンターダに潜む精霊クルピラの魂が輪廻転生のすえ我が息子ピラ助として生を受けたことは業界ではつとに有名ですが、そのピラ助も今月で満2歳となりまして、西はサンダーソン博士の奇現象調査協会、神智学協会、東方聖堂騎士団、東はSANKIワールドワイド(藤岡弘、隊長の事務所)から学研ムー編集部まで、古今東西の秘密結社から続々と祝電を頂戴しています。あっ、ムー編集長の三上チャン、 […]