2020年

大沢温泉を旅する(前編)

あくまで仮定の話として、僕の身にこんなことが起きたとしましょう。 ?「目覚めよ、ヒモロギよ」僕「……」?「目覚めるのだ……」僕「……いや眠いし……」?「……ヘイ、寝るんじゃない。起きるのだ。ヘイ、ユー」僕「あなたは……とん平?」神「左とん平ではない。神じゃ」僕「あっ、そうなんですね。ヘイ・ユーとか言うから、『とん平のヘイ・ユー・ブルース』みたいだなと思って」神「なんで左とん平がお前の枕元に立つんじ […]

家に帰るとコクワガタが必ず死んだフリをしています。

もう重陽の節句も過ぎたというのに、7月から飼い始めたカブトムシとコクワガタたちは今なお元気に生きており、けっこうびっくりしています。 僕が小学生だった頃も毎年カブトムシを飼育していましたが、毎年毎年わりとすぐ死んでました。夏休みが終わってもカブトムシが生きていることなんて皆無でした。いま飼っている虫たちが長生きなのは僕の飼育スキルが高まったわけではなく、さまざまな外的要因によって飼育しやすくなって […]

新石器時代を目指せ! の巻

僕は4歳のクルピラの子どもと、ヅォン・ドゥーが転生した2歳の子どもを撫育しているのですが、そういったUMAの子どもを撫育していない人と比べて日々の生活にどのような違いが生じうるものでしょうか。それはいろいろあるでしょうけど、今思いつくかぎりにおいて最も異なるであろうこと、それは虫採り業務の有無です。 彼ら幼体は本能にきわめて忠実に生きており、昼夜を問わず虫を欲するわけ。つまり虫を採りに行こうとせが […]

そして、帰ってきた…の巻

なお大山総裁とはその後も夢の中で楽しく語らい、「新型コロナウイルス(COVID-19)、もし戦わば」という大山カラテvsコロナの仮想対決シミュレーションについても口伝を授かりました。総裁ぐらいの達人になると菌だろうとウイルスだろうとステゴロで仕留めることができるとのこと。どうやって倒すのかというと、新型コロナウイルスをダッキングして体の下にもぐりこみ、すかさず金の玉をつかんで握りつぶせばよいのだそ […]

つらら女

アガルマトフィリア(人形偏愛) ズーフェリア(動物性愛) フォーミコフィリア(昆虫性愛) オフィディシズム(爬虫類性愛) アヴィソドミー(鳥獣性愛) ミクソスコピック・ズーフィリア(動物の性行為をのぞき見て興奮する) デンドロフィリア(樹木性愛) ヒエロフィリア(聖物性愛) スペクトロフィリア(霊体愛好。神や天使との妄想にふける) マシン・セックス(機械性愛。愛車のマフラーといたしたりする) サイ […]

トリプルクロスカウンターを越えろ! の巻

次男も一歳半になり、それなりにソリッドな固形物を手づかみで食べられるようになったので彼を椅子に座らせ、一家四人テーブルを囲んで夕餉を共にするようになりました。最初のころは良かった。あの頃はよかったよ。僕と妻は吉野家の牛丼、長男にはシェアした牛丼、歯が生え揃っていない次男は好物の納豆ごはん、みたいなかんじで、それぞれのライフステージに合わせたメニューをめいめい食べて、それはそれは平和で、よーしパパ明 […]