万座温泉を旅する(後編)

前回までのあらすじ テーブルマウンテンなみに遠い新館の内風呂「万天の湯」を目指す僕こと風来の僕は、ダンジョン内でアイコスを切らして動けなくなったゾウリ頭のNPC、アイコス中毒のペケジと出会ったのであった。テーブルマウンテン到達を目指し、風来人たちの挑戦はつづく……! とまあ、温泉紀行にあるまじきあらすじですが、実際のところペケジたちとは会話を交わすこともなく、道中さしたるドラマもないまま無事に「万 […]

万座温泉を旅する(前編)

この世のレジャーで最も至福のものはなにかと問うならば!(とうならばー!)、せっかくだから俺は「温泉ゲーム合宿」と答えるぜ。 それはつまりなにかというと、期待の新作ゲームが発売されて間もない時期に山奥の温泉に一人赴き、ひたすら温泉、ゲーム、温泉、ゲーム、温泉、ゲーム……と至福の行為を反復しながらだらだら過ごすという複合型レジャーのことです。だってさ、考えてもごらんよ。たとえばきみが家でゲームをしてい […]

今夜もBeat Hit!

長男が経時的成長を続けた結果ついに4歳児の称号を授かることが明らかとなり、我が家はお祝いムードにつつまれています。 いかにUMA(クルピラ)の生まれ変わりといえども、4歳児ともなればだいぶ聞き分けも良くなり、共同生活がずいぶんと楽になりました。トイレで用もたせるし、ひとりで手も洗えるし、食物を与えると勝手に食べ始めるし、いやはや大したものです。もう親の出る幕はないですな。 そこへいくと、こないだ1 […]

錬金の果

無から鉱物、特に黄金を生成するのは古来より錬金術師の悲願でした。数多のアルケミストが追い求めた夢、錬金。このたび僕はその偉大なる到達点に至る一里塚、シュウ酸カルシウム結石の生成に成功したので報告いたします。 (要約:尿管結石になった) 無に近いところから鉱物を生成するという禁断の術式なので、錬金術師も結石使いも錬成に際してそれ相応の代償を支払うことになります。いわゆる等価交換というやつですね。シュ […]

ジャージーデビル

ニュージャージー州のパインバレンズ一帯を中心に、およそ200年前から近隣住民の生活を脅かし続けている残虐UMA。 ご当地昔話によれば、事の発端は1735年。リーズ家のお母さんが13人目の子供を出産する際あまりの難産で頭が少しパーになり、「いっそのこと悪魔が産まれてきますように。ひっひっふー」と意味不明の願いをかけたところ、産まれてきた赤ちゃんは本当に悪魔に変化。馬の頭とコウモリの羽を持つクリーチャ […]

納戸婆

納戸に住んでる婆の妖怪。そのまんまだぞ。 おもに西日本に出現する妖怪で、岡山県の納戸婆は「ホーッ!」という怪鳥音をあげながら納戸から勢いよく飛び出してくるのだそうです。昔の婆は元気だなあ。 テンションの高さが取りえの納戸婆ですが、そんな彼女も家人に庭箒でぶん殴られると縁の下へと逃げ込んでゆくのだそうです。婆だけではく、撃退する家人のほうもなかなかテンションが高いですね。妖怪をほうきで殴るって、どう […]

可愛い毒草

アンソニー・パーキンス(ノーマン・ベイツの人)とチューズデー・ウェルズ(真・ロリータ。テヘペロしながら人を撃つ)のネジが飛んだ二人が犯罪を重ねるお話です。 二人のヘル・ミッショネルズみたいな関係性が良かったです。このネプチューンマンって超人はかなりやばいぞ、テムズ川から飛び出てきたし、マスク狩りとかわけのわからないこと言ってるし、なんかトゲのついたチョッキを着てるし、こいつ絶対まともじゃないよ、ア […]

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

(ネタバレあり) 突然ですけど僕、『平成狸合戦ぽんぽこ』と『ペルソナ2 罪』が大好きなんですよね。両作品ともにストーリーが面白い、魑魅魍魎がたくさん出てくる、といった共通項のほか、「大敗を喫して話が終わる」という共通項もあることに最近気づきました。きっと予定調和ではない終わり方、今までの行動が徒労に過ぎなかったかもしれないという虚無的な結末、そうであったとしても、死んでないから生きていかざるをえな […]

崖の上のポニョ

2008年のある夏の夜。男一人でこれを観に行くのはちょっと恥ずかしいなあ……と思いつつ雨降りの深夜に歌舞伎町の新宿オデヲン座に出かけたところ、客席に子どもは一人もおらず、館内にいたのはホームレスとヤクザものの夫婦とホストだけだったので、僕もリラックスして観ることが出来ました。とても楽しかったよ! エンディングではみんな立ち上がり、ホームレスやヤクザやホストと肩を組んでいっしょにポニョのうたをうたっ […]

平成はいま…燃えつきた

おそらくこれが平成最後のホームページ更新になるかと思います。 僕がホームページ運営を始めたのは大学一年の時で、年号でいうと平成9年のことでした。しかるに僕は平成の2/3を「死せる魂の会」と共に歩んだことになるんですね。 「祖父の代から続くホームページ」とか、「寛永年間創業のサイト」とか、「『出雲国風土記』にその名が登場する歴史的なブログ」のように元号をまたいで続く歴史あるサイトもあるのかもしれない […]

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