納戸婆

納戸に住んでる婆の妖怪。そのまんまだぞ。 おもに西日本に出現する妖怪で、岡山県の納戸婆は「ホーッ!」という怪鳥音をあげながら納戸から勢いよく飛び出してくるのだそうです。昔の婆は元気だなあ。 テンションの高さが取りえの納戸婆ですが、そんな彼女も家人に庭箒でぶん殴られると縁の下へと逃げ込んでゆくのだそうです。婆だけではく、撃退する家人のほうもなかなかテンションが高いですね。妖怪をほうきで殴るって、どう […]

可愛い毒草

アンソニー・パーキンス(ノーマン・ベイツの人)とチューズデー・ウェルズ(真・ロリータ。テヘペロしながら人を撃つ)のネジが飛んだ二人が犯罪を重ねるお話です。 二人のヘル・ミッショネルズみたいな関係性が良かったです。このネプチューンマンって超人はかなりやばいぞ、テムズ川から飛び出てきたし、マスク狩りとかわけのわからないこと言ってるし、なんかトゲのついたチョッキを着てるし、こいつ絶対まともじゃないよ、ア […]

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

(ネタバレあり) 突然ですけど僕、『平成狸合戦ぽんぽこ』と『ペルソナ2 罪』が大好きなんですよね。両作品ともにストーリーが面白い、魑魅魍魎がたくさん出てくる、といった共通項のほか、「大敗を喫して話が終わる」という共通項もあることに最近気づきました。きっと予定調和ではない終わり方、今までの行動が徒労に過ぎなかったかもしれないという虚無的な結末、そうであったとしても、死んでないから生きていかざるをえな […]

崖の上のポニョ

2008年のある夏の夜。男一人でこれを観に行くのはちょっと恥ずかしいなあ……と思いつつ雨降りの深夜に歌舞伎町の新宿オデヲン座に出かけたところ、客席に子どもは一人もおらず、館内にいたのはホームレスとヤクザものの夫婦とホストだけだったので、僕もリラックスして観ることが出来ました。とても楽しかったよ! エンディングではみんな立ち上がり、ホームレスやヤクザやホストと肩を組んでいっしょにポニョのうたをうたっ […]

平成はいま…燃えつきた

おそらくこれが平成最後のホームページ更新になるかと思います。 僕がホームページ運営を始めたのは大学一年の時で、年号でいうと平成9年のことでした。しかるに僕は平成の2/3を「死せる魂の会」と共に歩んだことになるんですね。 「祖父の代から続くホームページ」とか、「寛永年間創業のサイト」とか、「『出雲国風土記』にその名が登場する歴史的なブログ」のように元号をまたいで続く歴史あるサイトもあるのかもしれない […]

小池婆

いわゆる「千匹狼」型説話のヴァリエーションです。 雲州松江(島根県)の小池さんという武家に仕える男(Aさん)がおりました。 年末のオフはリフレッシュのため実家で過ごしていたAさんでしたが、年が明けて主人の家に戻る道中で事件が起こりました。 檜山の山道で、Aさんの行く手を遮るように立ちはだかった狼の群れの恐ろしさ。しかも連中ときたら、まるで『銀牙』に出てくる伊賀忍犬のごとく統率がとれていて、大木に登 […]

恋は雨上がりのように

「女子高生」と「おじさん」は陰陽五行説でいうと相克の関係にあり、たとえばアフラ・マズダとアーリマン、バロンとランダ、美来斗利偉・拉麵男と屠殺鬼玉王のように永遠の闘争を宿命づけられた存在ですが、本作ではその相反する二者がほんの一瞬、わずかに近接することによってアウフヘーベンが起こり、そしてそれぞれがより高みへと向かうという、世にありうべからざる美しき物語です。もはや神話レベルといってよい。女子高校生 […]

松江しんじ湖温泉を旅する

そのとき私が乗っていた二等車には、大事そうに風呂敷包みを抱えた年齢不詳の一人の紳士を除いて乗客はなく、いま思い返してみると実に不思議なことではあるが、列車ボーイや車掌さえ一度も姿を表すことはなかった。「これでございますか」僕の好奇の視線に気づいた紳士は、抱き抱えていた風呂敷をほどき、中から現れた額のようなものを窓の所に立てかけた。額の中には一尺足らずの大きさの娘の半身が浮き出ており、その娘は何とも […]

仁義なき戦い

昭和21~31年に繰り広げられた広島(呉)やくざの抗争と分裂を描いた実録もの。監督は深作欣二。主演は菅原文太。僕の大好きな作品です。これはもう、本当に、頼むから、いっぺん騙された思うてためしに観てつかあさいや。もしつまらんかったら、わしの指詰めますよってに。この映画の面白さには、わしジギリかけとるんで。 わしの選ぶ好きなやくざBEST5 1位 広能昌三(菅原文太) 武力:★★★★ 知力:★★★ 仁 […]

キジムナー

ガジュマルなどの古木の精霊であり、沖縄を代表する赤毛の妖怪。水木しげる先生によるイッちゃってる目つきのキャラデザでもおなじみですね。あー、もう完全にキマっちゃってますよこれ。中島らもなみですよこれ。 主に子どもの姿をとり、髪が赤いだけでなく「体が赤い」「顔が赤い」「きんたまがでかい」などともいわれます。属性は火のエレメントで、旧暦8月10日に出る正体不明の怪火はキジムナー火と呼ばれています。 イッ […]

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