ダイナマイトどんどん

『木更津キャッツアイ』の劇中劇に哀川翔主演の『やくざ球団』という映画がありましたが、本作はその元ネタと言ってよいのでしょうか。あまりに面白すぎて、朝また朝のダブル太陽で連続鑑賞しちゃいましたよ。 菅原文太、金子信雄、北大路欣也、田中邦衛といった『仁義なき戦い』シリーズでおなじみのキャストが『仁義なき戦い』と似たような性格、同様の凶暴性、より低い知能指数を兼ね備えたキャラクターとして転生し、なおかつ […]

肉吸い

熊野山中に現れる妖怪。 姿かたちはハイティーンの女子。やたら美人なんだそうです。その美人が、人気のない夕間暮れの山中で「ホーホー」と笑いながら道ゆく男に近づいてくる。 そんな女、どう考えても怪しいですよね。しかし男子はかわいい女子の前だと思考が停止する生物なので「ウェーイ、チスチス、ウィーッス」などとカタコトで気さくに挨拶を交わしてしまうのですが、これがよくない。 まじでよくない。 先方も更に調子 […]

狐狸と毒蟲

夏休みは宮城の実家に帰省していました。 実家はかつて2chで近隣に杉沢村があると噂されたことがあるようなモーストデンジャラス寒村なので、周辺には魑魅魍魎魔獣毒蟲の類がわりとフランクに跋扈しています。帰省中、どこかの2歳児が祖父の凡ミスにより行方不明になるもスーパーボランティアに発見されるというニュースをテレビでやっていましたが、それを観たここらの住民は 「ああ、こりゃ神隠しじゃのう」 「懐かしいの […]

殺しのドレス

・色情狂のおばさんから娼婦へと主人公が電撃交代 ・性病持ちなのにオフパコ狙いでメトロポリタン美術館を徘徊する豪快キャラクター、ウォーレン・ロックマンはその後ストーリーに全く絡まない。 ・凶行に及ぶ犯人はテキーラ娘に変装したジョセフ・ジョースターなみに客観的に自分を見れないスカタンな女装を披露。 ・地下鉄のチンピラが時空転移する などと、なにかと見どころの多い作品ですね。デ・パルマ万歳。

目競

太政大臣・平清盛主導の強引な遷都によって日本の首都が福原へと移され、No Taira family, No Life的なキャンペーンをますます強めていた不穏な時代のこと。福原では様々な奇怪な事件が発生したのですが、このエピソードもその中の一つ。 ある朝、清盛が妻戸を開いて中庭を眺めたところ、なぞのモンスターとエンカウント。それは死人のされこうべに目玉のついたちっこいモンスターで、いわゆるスライム的 […]

刀自待火

トジマチャービー。沖縄の妖怪「遺念火」の一バージョンです。 当時はやりのベンチャービジネス(豆腐売り)で成功した実業家のAさん(28)。彼は首里城の近くのヒルズに居を構え、美人で若いうえにアロマ検定1級の資格まで持っているBさん(23)を妻(刀自)に迎えました。二人は幸福な夫婦生活を営んでおりましたが、奥さんに横恋慕したCという男が外出中のBさんにさんざんまとわりついた挙げ句、二人の仲を裂こうとし […]

クリーピー 偽りの隣人

うちの隣には挨拶を返さない無愛想なおっさんが住んでいて、こちらの挨拶を無視して立ち去るこいつの背中に烈火太陽脚をかましてやりたい気持ちを必死で抑えていたのですが、この映画を観てその考えが変わりました。 香川照之演じるサイコパスおじさんの奇行に比べたら、挨拶を無視されるくらいかわいいもの、むしろ愛しいくらいです。今度会ったら菓子か餅でもくれてやろう。

クルピラ

切り裂かれる大地の闇――ギアナ高地の巨大畸岩ペドラピンターダに潜む伝説の地底人。藤岡弘、率いる探検隊の第三次探検における調査対象であり、この回の放送はクルピラとの息詰まる追跡劇やインディオとの攻防、クルピラをめぐるあまりに壮大な仮説の展開、磨きがかかる隊員たちの凡ミスや隊長の格言集など非常に充実した内容となっており、シリーズ最高傑作との呼び声が高い。 クルピラの特徴は、「地底に棲む」「小柄な体躯で […]

北陸代理戦争

圧巻の面白さ。敵味方の関係性が『仁義なき戦い』以上に目まぐるしく変わるのと、それから美味しそうな北陸産の蟹がしょっちゅう出てくるので、画面からまったく目が離せない! ファーストフード感覚で一杯の蟹をパクつく松方弘樹がめちゃくちゃかっこ良いですね。蟹を食う姿がかっこいいって、他にいるこんな人!? あとはそう、この映画から北陸三県の気質を称する「越中強盗、加賀こじき、越前詐欺師」ということばを学んだの […]

君のクラスの一番うしろ

我が家にはアマゾンの精霊クルピラの子どもが住んでいるのですが、彼には将来よい仕事に就いて不自由のない暮らしをしてほしいもの。かくして彼を実地で鍛えあげるため、サブカルの総本山である中野ブロードウェイに連れていきました。 「あっ、あれはなに?」 「ははは、あれは超人墓場だよ。おもにキン肉マンのTシャツなどを売っているのだ」 「あっ、あれはなに?」 「ははは、あれはタコシェだよ。作家の中でも特に日陰者 […]

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